
簡単に切り替える方法ないかなあ?

パソコン初心者でも分かるように絵や写真で解説するね!
モニター1台に対してパソコン2台がある場合、モニターに投影するパソコンを簡単に切り替えたい時はありませんか?
特に最近は在宅勤務が増えて、家のパソコンに繋いでいたモニターを会社のパソコンにも繋げたいという人が増えています。
ただ毎回ケーブルを繋ぎなおすのも面倒です。
そこで今回はモニターに繋ぐパソコンをボタン1つで切り替える簡単な方法を紹介します!
専門用語などは使わず、誰でも簡単に分かるように、絵や写真で分かりやすく紹介しています。
パソコン初心者でもこの記事を読みながら簡単に実現できます。ケーブルを抜き差しするだけで完了です。
この機会に設定して、面倒な手間のストレスを無くしましょう!
モニター 1 台でパソコン2台を簡単に切り替える方法
まず前提としてモニターとパソコンはHDMIケーブルというもので繋がっています。
先っぽがこんな形のケーブルですね。
※一部のパソコンやモニターにHDMIの差込口が無いという方は、変換機を利用することで本記事と同じ方法で設定できます。記事後半で説明しますね。
そしてやりたいことは、1台のモニターに対して2台のパソコンの画面を切り替えることです。
こんなイメージですね。
この「映す」の部分を、先ほどの「HDMIケーブル」を通して行います。
単純に切り替える場合、1つのケーブルを毎回抜き差しする方法がありますが、これはとても面倒です。
黒の矢印がHDMIケーブルです。
特に図の左側の形をしたパソコンのHDMI差込口は裏側にあることが多いため、わざわざ裏に手を伸ばしてケーブルを抜かなければいけません。
毎回行うのは相当めんどうですよね・・・
そこで今回の救世主として出てくるのがHDMI切り替え機です。
これを間に挟むことで、ボタン1つもしくは自動でモニターに接続するパソコンを切り替えることができます。
複数のHDMIケーブルを刺すことができる、手のひらサイズの黒い箱です。
これを間に挟むとこの様になります。
2台のパソコンとモニターの間に切り替え機を挟むことで、ケーブルを抜かなくても切り替え機のボタンを押すだけで画面を切り替えることができます!
切り替え機は小さいので机の上に置いておいても気になりません。
机の上にボタンがあれば、簡単にパソコンを切り替えることができますね。
では実際に使ってみましょう。
HDMI切り替え機の使い方
今回使用するのはこちらのHDMI切り替え機です。
Amazonで2,880円でした。
開けてみると手のひらサイズの黒い箱がでてきます。
ティッシュと比べるとこんな感じ。
小さいので場所を取らなそうです。
側面にはHDMI差込口が4つあります。
[OUTPUT]と書いてあるのがモニターに繋ぐ差込口。
[INPUT]と書いてあるのが、パソコンに繋ぐ差込口です。
この切り替え機は[INPUT]が3つあるため、3つのパソコンで1つのモニターを併用できるということですね。
さっそく刺してみました。
私は2つのパソコンを切り替えたいので、1つ余りました。
パソコンではなくゲームなどにも繋ぐことができるので、1つは予備としてとっておくことにします。
まずはデスクトップパソコンの方をモニターに繋いでみました。
面倒な設定は必要なく、ケーブルを刺すだけで完了です。
全く遅延が無く映し出されました!
画質も全く落ちていません。
続いて右側においてあるノートパソコン用のケーブルを刺してみます。
刺しただけで自動的にモニターが切り替わりました!
(画面の明るさの関係か、写真が黄色くなってしまいすみません・・・)
ケーブルを両方刺した状態のまま画面を切り替えたい場合は、切り替え機のボタンを押して切り替えます。
今どちらが映っているかはランプで判断できます。
簡単ですね!
これで毎回HDMIケーブルを抜いて切り替えるという手間から解放されます。
私が利用したHDMIケーブルはこちらです。2,880円ほどでした。
INPUTとOUTPUTの差込口が同じ方向のため、机がすっきりします。
リモコンもついているため、遠くから切り替えたいという人も便利です。
HDMI切り替え機を利用する時の注意点
HDMI切り替え機を利用する際は注意点がいくつかあります。
1.HDMIケーブルが3本以上必要
これまでは基本的に1本で問題なかったHDMIケーブルが、2台のパソコンを繋げる場合は3本、3台のパソコンを繋げる場合は4本必要です。
「え?なんでそんなに必要なの?」と思った方、もう一度HDMI切り替え機を利用する仕組みを見てみましょう。
黒い矢印で示したケーブルが合計3本ありますね。
つまり、HDMI切り替え機とモニターを繋ぐのに1本+繋ぐパソコンの台数分のケーブルが必要という事です。
これを理解していないと、せっかくHDMI切り替え機を買ったのに繋げられないという事態になるので気を付けてください。
2.HDMIケーブルは最低限の長さにする
HDMIケーブルの数が増えるので、1本1本が長いと机の上で邪魔になってしまいます。
基本的にはこれまで1本だったケーブルを、切り替え機を挟んで2本に分けるようになるため、長さはこれまでの半分でも問題ないはずです。
想定する導線を確認して、適切な長さのケーブルを買うようにしましょう。
私はこちらの1メートルのケーブルを利用しました。
1メートルだと1本899円、その他にも2メートル、3メートル、4.5メートル、7.5メートルを選べます。


ケーブルクリップは15個入り999円でした。
各種充電器やイヤホンを止めるのにもちょうどよく、重宝しています。
3.HDMI差込口が無い場合は変換ケーブルを利用する
そもそもHDMIの差込口が無いパソコンやモニターを繋げたい方は、変換ケーブルを利用しましょう。

片方がHDMI型、片方が手持ちのパソコンに対応する差込口の変換ケーブルを挟むことで、HDMI差込口が無いパソコンともHDMIケーブルを繋げることができます。
私もノートパソコンには変換ケーブルを利用しています。
ケーブルの形は色々あります。
古めのパソコンはHDMIが無く、DVIやD-SUBなど大きい形の差込口のみが対応していることがあります。
その場合はこちらの変換ケーブルを利用しましょう。
DVIの変換ケーブル
D-SUBのケーブル
type-cの変換ケーブル
Mini DisplayPortの変換ケーブル
私はこちらを利用しています。(Surface Proです)
まとめ:HDMI切り替え機を使えば、モニター 1 台でパソコン2台を簡単に切り替えられる
HDMI切り替え機は、モニター1台でパソコン2台を併用できる便利な切り替え機でした。
ただHDMIケーブルが複数必要だったり、ケーブルが増えることで机の上がごちゃごちゃしがちです。
ケーブルの長さを調整したり、ケーブルクリップで固定して工夫しましょう。
またお持ちのパソコンがHDMIに対応していない場合は、対応する差込口の変換ケーブルを利用しましょう。
難しそうに見えますが、実際は切り替え機やケーブルを用意すれば、ケーブルを刺すだけで設定完了します。
私は切り替え機を買うまでは机の下にもぐってケーブルを抜き差ししていたので、導入した時は感動しました。
パソコンの切り替えにもやもやしている人は、切り替え機を利用して面倒な手間のストレスを無くしてみましょう。